バックグラウンド
Readingというのは語学の4つのスキルのなかでも比較的取り組みやすい領域です。同じinput領域のlisteningとくらべても頭がよりアクティブに保てるのはreadingのほうです。ただ問題は素材です。
- 以前からreading素材として、Time/Newsweek、海外の新聞・ニュースサイトなどをご紹介してきました。また日本で発行されている英文素材のひとつとしてJapan Timesなども紹介しました。
- 前者の洋物(?)と後者の和物(?)を両方呼んだことがある人はお分かりだと思いますが、洋物に比べて和物のほうがなんだか簡単なような気がしたことがあると思います。使われている英文の構文や言い回しには注意してみてもそれほど差はありません。
- これはbackgroundの有り無しがひとつの要因だと私は思っています。とても簡単ですらすら頭に入ってくるのは、日本の時事や自分の強い領域の話題であることが多い。それだけ書かれている内容の背景を知っているかいないかが効いてくるわけですね。
- 日本語でも、逆に法律書や医学書などの自分にとって未知の領域の読み物をよんでいると、英語で「洋物」を読んでいるのに似たような感覚を覚えることがあります - go-throughはしているけどcaptureできてないような。
- 私もだいぶ普通に読めるようになったとはいえ、いまだにたとえばNY Timesなどの「洋物」記事をサイトでよむと内容によっては「なんだかよく分かんないなぁ」なんてのに出会います。もちろんきちんと精読すればわかるのでしょうけど、そんな時間も必要もないのですっ飛ばします。
- TOEICのリーディングセクションの読み物は大体非常にgeneralな話題やどこにでもありそうな日常のことだったりでどちらかといえば平易です。でもあの手の書き物を問題集などで読んだとしても、これはまったく面白くもなんともないはずです。面白くないことは続きません。
- Japan Timesなんかはなかなかいいのですがそれでも時事が中心であればかり読んでいるとこれまた飽きてしまいます。その意味ペーパーバックはストーリーもあり面白いですが、日本語でも本なんて読まないなんて人にはかなりきついでしょう。
- ということで、ちょっとおもしろいサイトをご紹介しましょう(次ページ)